バディ族はネパールに点在して暮らしています。
あるグループは山へ、あるグループは川辺へ。
バディ族は、カーストという身分差別の中、一番低い位に位置付けられています。
かつて王族の前で音楽とダンスを披露していたこの部族は
いつしか職を失い、その日をなんとか凌いで生きるしかありません。
そんな生活を何百年も続けてきた中、
さまざまな人たちの助けを借りて、今大きく羽ばたこうとしています。
その中でも、バディ族の中からある若い女性が立ち上がりました。
彼女の名前はシータ・バディ。
勇敢な彼女の活動により、また、日本人の尊い寄付によって
ゴスペルホームという施設が作られたのでした。